松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第8回:三河一揆でどうする!】

松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第8回:三河一揆でどうする!】

日本で一番有名な戦国武将・徳川家康の生涯を描く、2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」。

5分の1程度進んだところで、早くも家康にとって人生の三大危機の一つと言われている「三河一向一揆」のお話しに突入しました!

今回のタイトルバックは、ハスの花と蟻の行列。

お寺(ハス)にわらわらと集まっていく人々(アリ)は、ひとりひとりはちっぽけな存在でもたくさん集まれば・・・ということでしょうか!?

そんな大河ドラマ「どうする家康」は、どの部分がドラマとしての創作だったのかを含め、時代背景や登場人物などの知識があればさらに楽しめること間違いなし!

そこでこのシリーズでは、【松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」】と題して、筋金入りの松潤ファンの筆者が、ドラマの解説を交えながら松本潤さんの魅力を紹介しています。

「どうする家康」をより深くより楽しむために、是非参考にしてください!

それでは第8回【三河一揆でどうする!】のネタバレ&解説スタートです!

目次

【第8回:三河一揆でどうする!】あらすじ

まずは、第8回の重要な人物を整理しておきましょう。

・三河譜代家臣:夏目広次
 (演:甲本雅裕さん)
・三河武士:本多正信 
  (演:松山ケンイチさん)
・家康の小姓:土屋長吉重治
(演:田村健太郎さん)

第7回の最後に「不入の権」を破り、一向宗の寺社から年貢を取り立てようとした家康。

本證寺住職の空誓上人(演:市川左團次さん)を中心に、一向宗の門徒は三河各地で一揆ののろしを上げました。

家康の家臣からも多くの一向宗徒が一揆側につき、またそれに呼応するように、各地で三河武士たちによる戦火が上がります・・・

色々と策を練る家康ですが、相手側には優秀な軍師がいるらしく、なかなか鎮圧ができません。

そこで、服部半蔵(演:山田孝之さん)と女大鼠(演:松本まりかさん)に本證寺への潜入を命じました。

潜入したお寺の中で半蔵たちがみた相手側の軍師とは・・・

というのが第8回のお話でした!

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松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」第8回

さて、いよいよ解説です!

第8回ネタバレ&解説①家臣たちと一向宗

もともと三河は一向宗の門徒が多い地域で、家康の家臣団の中にも一向宗徒が多くいました。

チケちゃん

家康の家臣団の中にいた一向宗徒って誰なの?

ジャニくん

ドラマの中では、渡辺盛綱、本多正信、夏目広次が一向宗徒だったね。
他に、酒井忠次や石川数正の身内にも、宗徒がいたんだって。

家康の家臣たちは、”家臣団の一員”とはいえ、自分の領地に戻れば自分が「殿」と呼ばれる身であり、家臣を抱えています。

一向宗と戦うということは、自分の家臣から多くの離反者が出てしまう可能性があるので、”一向宗とは戦いたくない”というのが本音だったことでしょう。

夏目広次はそのことを家康に訴えましたが聞き入れられず、悩みに悩んだ末、自身も離反することになってしまいましたね。

また、酒井忠次は一向宗徒でしたが、この一向一揆に際して、家康に付き従うために改宗までしたそう。

今よりもっと、宗教と仏様が身の回りに近い存在だったこの時代、信心と忠義の狭間で揺れ動く家臣団の苦しい胸の内を上手く表現していた回だった、と思います!

第8回ネタバレ&解説②土屋長吉重治

第7回に突然現れて、第8回で華々しく散った長吉(田村健太郎さん)

長吉の正式な名前は土屋長吉重治というのですが、土屋長吉重治が自分の命と引き換えに、家康を守った逸話が残されています。

チケちゃん

長吉は一向宗徒だったんだよね?
なんで家康の命を救ったの?

ジャニくん

長吉は、自ら戦場に赴いて銃弾を浴びた家康の姿を見て、「私は宗門に味方しているが、今まさに君主が命の危機にさらされている。それを助けないと言うのは不本意である。もしこのことで地獄に落ちることになっても構わない。」って叫んで、一揆側に攻撃を仕掛けただんだって。

ドラマの中で千代が、「進むものは往生極楽、引くのものは無限地獄」と言ってましたが、まさにそう言い聞かせて民衆の気持ちを掴んでいたのかもしれませんね。

長吉は、熱心な一向宗信者でありながら、心からの忠義者であったからこそ、あのような悲劇になったということ。

一揆側についていた長吉もまた、身分は低くても、信心と忠義の狭間で揺れ動いた立派な三河武士だったんですね・・・

第8回ネタバレ&解説③家臣の裏切り

一揆側の軍師はなんと!瀬名奪還作戦で家康の家臣として名を挙げた「本多正信」!

家康の驚きも相当なものだったことでしょう・・・

チケちゃん

本多正信は家臣としてようやく家康の信頼を受け始めたのに、どうして一揆側についたのかな?

ジャニくん

正信は、熱心な一向宗徒だったんだよ。
さらに、譜代の名門である本多家の一族なんだけど、同じ本多一族の忠勝なんかと比べればわかるように、正信の待遇は悪かったんだ。
そこに不満を持っていたのかもしれないね。

一揆が起こった原因は、どう見ても家康のやり方が間違っていたからだと考えられますが、この時代の家康はまだ21歳か22歳なので、「殿」と呼ばれるにはまだまだ若すぎたと感じてしまいますよね。

家康にとっても、家臣たちにとっても、また民衆にとっても、一揆は決して良い出来事ではありませんでしたが、その分家康が学んだことも多かったはず。

本多正信の裏切りで、家臣のことが信じられなくなってしまった家康ですが、だからこそこの美川一向一揆を経たことで、信じられる側近が選り分けられ、家臣団がより結束する結果になりました。

家康本人のみならず、チーム家康は三河一向一揆が起こった時代は全体的に若かった。

その若さゆえの判断ミスともいえる三河一向一揆は、家康のその後に大きな影響を与えた出来事だったようです。

第8回ネタバレ&解説④松潤ファン歴女お勧めシーンはここ!

今回も、ダメダメな殿全開!

そのダメダメなところがどうにもこうにも母性本能をくすぐる殿潤です。笑。

筆者的にお勧めなのは、瀬名に「空誓上人(演:市川左團次さん)に謝ってしまえばいいのに」と言われて「この国の主はわしじゃ!」と反論し、「あほたわけ!」と言われた後の情けな~い表情の殿潤!

いや~何とも絶品でした♫

“これ以上裏切り者が出ぬよう、服部党に家臣たちを見張らせる”という家康。

「どうせみんなわしが嫌いなんじゃろうから」と拗ねる表情も可愛いったらなかったです♡

そして、半蔵とのやり取りはいつも面白すぎますよね~。笑。

松潤と山田孝之さんの共演は今回が初ですが、プライベートでも仲がいい潤くんとのシーンをのびのびと演じている様子が伝わってきて、いつも楽しませてもらっています!

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まとめ

今回は『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第8回:三河一揆でどうする!】』と題して、大河「どうする家康」第8回のあらすじとネタバレ&解説をしました。

次回に続く内容なので、伏線が多くありましたね!

また、重い内容ながら家臣団と家康のやり取りの中にはくすっと笑える部分もあり、さすが古沢さんの脚本だなぁ~と感じる第8回でした。

次回、本多正信はどうなる?一向一揆はどうなる?・・・切ない結末になることが予想されますが、楽しみですねー。

以上『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第8回:三河一揆でどうする!】』でした。

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