松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第4回:清州でどうする!】

松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第4回:清州でどうする!】

人気俳優が続々出演し、その豪華さでも話題を集めている、松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」。

第3回は、周りの人々から今川を裏切り織田に寝返るよう進言やら懇願やらされて、悩んで悩んで悩んだ末に、今川方の吉良勢を攻めたことにより、駿府の三河勢は殺害され、元康の家族の命も危うい・・・という物語でした。

第4回は信長の妹・お市さまがメインキャストに据えられて、かなり創作の部分が多いドラマらしい回でした。

ドラマとして純粋に楽しめる「どうする家康」ですが、どの部分が創作だったのかを含め、時代背景や登場人物などの知識があればさらに楽しめると思いませんか?

そこでこのシリーズでは、【松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」】と題して、筋金入りの松潤ファンの筆者が、ドラマの解説を交えながら松本潤さんの魅力を紹介しています。

「どうする家康」をより深くより楽しむために、是非参考にしてください!

それでは第4回【清州でどうする!】のネタバレ&解説スタートです!

目次

【第4回:清州でどうする!】あらすじ

今川を裏切り、織田方につく決断をした松平元康(のちの徳川家康・演ː松本潤さん)は、渋々ながら織田信長の居城である尾張の清州城へ

ここで、今回の主な登場人物を整理しておきましょう。

  • 尾張大名:織田信長
    (演ː岡田准一さん)
  • 今川義元の嫡男:今川氏真
    (演ː溝端淳平さん)
  • のちの豊臣秀吉:木下藤吉郎
    (演ːムロツヨシさん)
  • 信長の妹・お市
    (演ː北川景子さん)
  • 元康の正室:瀬名
    (演ː有村架純さん)

元康は幼いころに織田の人質として過ごしたため、清州城では信長への恐怖心で震えあがっていました。

信長は元康に自分の相撲の相手をさせますが、相変わらず元康に勝ち目はありません。

そんな中、信長の家臣・木下藤吉郎の変人ぶりに驚く元康。

その後、信長の妹・お市とも再会した元康は、幼いころの甘酸っぱい思い出に浸っていました。

お市は乗馬で出かけた山の上から、尾張の繁栄ぶりと信長のこれからの野望を元康に話して聞かせます。

その頃、駿府では瀬名が今川氏真の詮議(せんぎ・取調べのこと)を受け、家族の命を助ける代わりに妾となるよう強要されていました。

一方の元康は、盟約を結ぶ代わりにお市との婚儀を執り行うよう信長から迫られる・・・という話でした。

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松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」第4回

妻・瀬名のピンチに、信長からの圧力・・・元康には試練の連続といった回でしたね。

それでは、第4回の見どころについて解説しましょう!

第4回ネタバレ&解説①桶狭間の戦いから清洲同盟までの元康

ドラマの中で、「元康が同盟のために信長のいる清洲城に出向いた」と紹介されたが1562年。

いわゆる「清州同盟」と呼ばれるもので、歴史的にも重要な出来事です。

チケちゃん

清州同盟って聞いたことはあるけど、何が重要なの?

ジャニくん

織田信長と松平元康が、対等な関係で結んだ同盟で長く続いたということが重要!
「清州同盟」は「織徳同盟(しょくとくどうめい)」とも呼ばれているよ。

「清州同盟」とは・・・
●「互いの領土を互いで守る」という内容だったとされるが、詳細を記した資料は残っていない
●同盟が結ばれたのは事実だが、元康が清州城を訪問した記録はない
●この同盟は本能寺の変まで続く戦国時代最長の同盟とされている

第1回の「どうする桶狭間」で描かれた桶狭間の戦いが1560年ですから、清州同盟が描かれている第4回までの間で、約2年の時間が進んでいますね。

第1回からの2年間で、桶狭間で今川が負ける→元康が岡崎に帰る→織田に攻められる→今川から離反…と、3話分の中に大きな出来事がギュッと詰めこまれていましたが、実は元康、この2年間にちょこちょこあちらこちらと戦ってます。

今川からすぐに離反したわけではなく、かといって今川のために身を粉にして戦うわけでもなく、あっちへちょろっと手を出し、こっちへちょろちょろと足を出しって感じ。

チケちゃん

今川が桶狭間の戦いで負けた後、どうして元康は日和見的な態度をとったの?

ジャニくん

元康は今川義元を本当の父親のように敬っていたけど、氏真とは決して良い関係ではなかったようだね。
氏真が君主たる器かどうかを見極めていたのかもしれないね!

それこそ、「この後どうする?どうする?」って悩んでいたのかもしれませんね。

その数年間、今川が積極的に元康に援軍を出してくれるわけでもなく、行く先の不安が募り戦況はずっと苦しかった

だから、重臣・酒井忠次(大森南朋さん)は「三河衆はとうに今川を見限っている」と第3回で発言していたのでしょう。

第4回ネタバレ&解説②元康とお市の関係は?

お市は1547年生まれのため、1543年生まれの元康とは4歳違いであったと言われています。

幼少期の2人に面識があったかどうかはわからないですね。

また、お市の元康への恋心は、エンタメとして捉えておいた方がよい・・・つまり脚本上の創作でしょう。

チケちゃん

お市の方って絶世の美女だったらしいね!
いろんなドラマで有名女優さんが演じてきたのも分かる気がする。

ジャニくん

そうだね。
「おんな太閤記」の夏目雅子さん、「江~姫たちの戦国~」の鈴木保奈美さんが有名かな?
北川景子さんのお市も、凛としていて自分の意思をしっかりと持った女性として描かれていて、かっこよかったね!

お市は戦乱の世の流れに翻弄された人生でした。

しかし、道は違えど同じ時代を生きたお市と元康は、それぞれの生き方を貫いた、いわば戦友のような関係だったのではないでしょうか。

チケちゃん

北川景子さんの美しいお市はもう見られないの?

ジャニくん

お市に使える侍女・阿月役が追加キャストで発表されたから、今後またお市が物語に絡んでくるのは間違いないよ。
期待して待とう!

第4回ネタバレ&解説③清州同盟の信長の事情

また「清洲同盟」に戻ります。

この清州同盟、実は信長側にとっても大事なものでした。

ドラマの中でお市は、高台から清洲の町を見て「小牧山城から美濃を攻め、次は西へ向かう」といいましたね。

美濃は今の岐阜県ですので、地図にするとこんな感じ。

だから信長は、元康と同盟を組んでおく必要があったのだと思います。

チケちゃん

信長が美濃を攻めるのに、何で元康との同盟が必要だったの?

ジャニくん

三河の元康と手を組んでいなければ、は美濃を攻めている間に尾張が背後から元康に攻められ、挟み撃ちにされるかもしれないからだよ。

チケちゃん

信長と元康で、お互いの利害が一致したから、対等に同盟が結べたんだね。
よくわかった!

第4回ネタバレ&解説④松潤ファン歴女お勧めシーンはここ!

最後に、第4回の松本さんの素敵な演技、筆者のお勧めのシーンをご紹介しましょう!

大事な時にはやっぱりお腹が痛くなる元康。

「信長が怖くて逃げだしたい・・・」という気持ちが滲み出ている松本さんの表情がいいですよね!

北川さんとの乗馬シーンも圧巻でした!

1話の馬がCGだったのは、松本さんが馬に乗れないからだと一部で言われていましたが・・・松本さんは過去の出演作品で上手に馬を乗りこなしていました!

しかも、撮影に入るずっと前から、小栗旬さんと乗馬クラブに通って練習を繰り返していたんですよね~。

「潤くん馬乗れるし!」と言うのが松潤ファンの合言葉でした。笑。

また、信長にほっぺたを平手打ちされるシーンは、観ているこちらも「いたたたたた・・・」となる迫真の演技。

そして、この凛とした居ずまいと、真っすぐな目力は松本さんの真骨頂!

まさに「THE松潤!!!」ですね。

いや~カッコいいったらないです・・・

以上が第4回の松本さんの素敵な演技、筆者のお勧めのシーンでした!

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まとめ

今回は『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第4回:清州でどうする!】』と題して、大河「どうする家康」第4回、「清州でどうする!」のあらすじとネタバレ&解説をしました。

最初にご紹介したとおり、今回は史実に基づいている部分が少なかったので、歴史好きの大河ファンには少し物足りなかったかもしれません。

しかしその分、松潤ファンとしては嬉しいシーンが満載で楽しめる回でした。

次回はいよいよ、駿府の今川の人質になっている瀬名と子供たちの奪還に動き出しますね。

第5回「瀬名奪還作戦」もこうご期待!

以上『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第4回:清州でどうする!】』でした。

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