松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第15回:姉川でどうする!】

松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第15回:姉川でどうする!】

日本で一番有名な武将・徳川家康を丁寧に描くNHK大河ドラマ「どうする家康」。

数々のエピソードの中には、重厚かつ苦しい決断を迫られるものもありますが、殿を支える家臣団のわちゃわちゃぶりが微笑ましい、と話題になっていますね!

そんな大河ドラマ「どうする家康」は、どの部分がドラマとしての創作だったのかを含め、時代背景や登場人物などの知識があればさらに楽しめること間違いなし!

そこでこのシリーズでは、【松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」】と題して、筋金入りの松潤ファンの筆者が、ドラマの解説を交えながら松本潤さんの魅力を紹介しています。

「どうする家康」をより深くより楽しむために、是非参考にしてください!

それでは第15回【姉川でどうする!】のネタバレ&解説スタートです!

目次

【第15回:姉川でどうする!】あらすじ

桶狭間の戦い以降、「どうする?」と重大な選択を何度も繰り返してきた家康ですが、この第15回での「どうする」は、今までで一番つらい「どうする」だったのではないでしょうか。

まずは、第15回の重要な人物を整理しておきましょう。

【初登場のキャスト】
謎の美少年:井伊虎松
(演:板垣李光人さん)

【第15回の重要人物】
小谷城城主:浅井長政
(演:大貫勇輔さん)

金ヶ崎の撤退戦から命からがら京に戻った信長は、家康に浅井・朝倉討伐を命令し、姉川に出陣することになりました。

金ヶ崎からのモヤモヤを引きずっていた家康に、浅井長政から「信長に義はない。ともに信長を討ち取ろう。」との密書が届きます。

このまま信長につくか、浅井に寝返るか・・・”今なら信長を討ち取れる”と意気込む若手家臣たちと、”信長軍は幕府の軍勢だから将軍に逆らうのは逆賊になるということ”と家康を諭す酒井忠次や石川数正ら。

悩みに悩む家康に家臣たちの意見も割れ、軍議も紛糾します。

そんな家康の心を見透かしたように、家康の陣に鉄砲を打ち込み決断を迫る信長と木下藤吉郎に、さて、家康はどうする?

というのが第15回「姉川でどうする!」のお話でした。

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松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」第15回

浅井と織田の間で揺れ動く徳川の旗が今回のタイトルバック。

「どうする・・」「どうする・・・」と悩む家康の心そのもの。

対等な立場の同盟であるはずの信長と家康ですが、実際はやりたい放題に家康に命令する信長ですね。

この頃の家康のフラストレーションは相当なものだったでしょう。

第15回ネタバレ&解説①金ヶ崎の「なんやかんや」

前回の第14回でお市の方は、侍女・阿月(小豆)を使い、兄・信長へ浅井長政の裏切りを伝えました。

そのことがきっかけで、「金ヶ崎の退き口」と言われる信長撤退戦に至った経緯が描かれましたね。

ところが、今回の第15回の冒頭、さっさとナレーションで「なんやかんやあったが無事金ヶ崎の戦いを乗り切った」で終わってしまいました。笑。

チケちゃん

そうだよ~!
「なんやかんやってなんだよ!」って思っちゃった!笑。

ジャニくん

そうだね。
でもこれは仕方がないんだよ。
なぜなら、金ヶ崎の撤退戦は、信長にとっては相当な危機だったけど、家康については史実があまりなく、撤退にどのように関わっていたのかが判然としないからね。

朝倉と浅井に挟まれる形になってしまった信長は、丹後街道から近江に入り、朽木街道を抜けて京都まで逃げました。

前回の第14回では、木下藤吉郎がしんがりを務めるにあたり家康を巻き込んだように描かれましたが、藤吉郎ではなく明智光秀もしくは池田勝正(「どうする家康」には登場していません)がしんがりだったのではないか、との説もあります。

家康も出陣はしていたので、何らかの働きはあったと思いますが、やっぱり「なんやかんや」だったのでしょう・・・

第15回ネタバレ&解説②見附城と曳馬城改め浜松城

遠江を平定した家康は、見附に城を普請(ふしん・建築工事のこと)しました。

後は入城するだけというくらい、城はほぼ完成していたのですが、信長は「見附ではだめだ、曳馬へ入れ」と命令します。

さらに、「曳馬は縁起が悪いから名前も変えろ」と。

チケちゃん

せっかく改修した見附城ではダメなんて、信長の嫌がらせだよね・・・

ジャニくん

いや・・実はそうでもないんだよ。
信長には見附を認めなかった理由がありそうなんだ!

信長が家康に見附ではなく曳馬を勧めた原因として考えられているのは、主に次の3つ。

①見附の西側に天竜川が流れていて、武田軍と相対する場合は川を背に布陣することになり、退路を作りにくい
②海が近いため、塩水が出て用水(飲み水や農作に使用)を確保し辛い
③地元町衆の力が強く、家康に協力的ではなかった

家康は信長への当てつけだったのか(笑)、浜松城を大きく立派なものに作り直しました。

この結果、浜松城は長年にわたって家康の本拠地となったので、そう考えればやはり信長は先見の明があり、家康より一枚上手だったのかもしれませんね・・・

ちなみに「曳馬」では縁起が悪いというのは、「戦に負けて馬を引いて帰る」を想像させるから、ということだそう。

チケちゃん

そういえば、曳馬城ってお田鶴さまの・・・

ジャニくん

そうだね。
第11回「信玄との密約」で、悲しくも美しく散っていった「椿姫」こと、お田鶴が必死に守ったお城が曳馬城だったね。
団子屋の老婆・柴田理恵さんも再登場していたね。笑。

団子屋の老婆・柴田理恵さん!

出番は短いですが、出ると必ず爪痕残します。笑。

信長の言いつけ通り、岡崎へ入ったのはまだ幼い信康・五徳夫婦と瀬名だったので、信康の後見人として平岩親吉が岡崎に残り、数正も後見人に名前を連ねました。

この、岡崎と浜松でのいわゆる2元政治が、のちの徳川家を大きく揺るがす大事件へと繋がっていきます・・・

第15回ネタバレ&解説③井伊虎松登場!

徳川四天王最後のひとりがようやく登場!

ところが、若い娘に化けた虎松は本当に可愛らしくて・・・筆者は板垣李光人さんだとはしばらく気が付きませんでした・・・

井伊虎松は三河・井伊の谷の井伊直虎の後継者でしたが、家康に仕えることで一度は断絶した井伊家の再興を目指していきます。

今後非常に重要な人物ですので、活躍に期待、ですね~♪

第15回ネタバレ&解説④松潤ファン歴女お勧めシーンはここ!

ものすごく重い決断を迫られている今回の家康ですが、徳川の陣営の中の家臣たちのやり取りは、なんとも間の抜けたクスっと笑えるシーンになっていましたね。

そして第15回は何といっても、信長に耳パクされる「白うさぎ・家康」の表情が秀逸でした!

一度目は突然のことで飛び退いてしまいましたが、二度目は「くる・・・くる・・・」と覚悟を決めた表情で、パクっとされた後もグッと耐えていましたね。笑。

この耳パクは、岡田准一さんのアドリブだったようですので、一度目のびっくりした表情は案外「素」の松本潤なのかも?

また、今回はとにかく苦渋に満ち、悔しさに歪み、涙をためて決断する家康の憤りの表情が本当に切なかったです。

岡田・信長とムロ・藤吉郎、そして酒向・光秀の、なんと憎々しいことと言ったらなかったですね・・・

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まとめ

今回は、『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第15回:姉川でどうする!】』と題して、大河「どうする家康」第15回のあらすじとネタバレ&解説をしました。

金ヶ崎、姉川と戦続きの家康は、信長に対する不信感がつのってきましたね・・・

今回で岡崎時代が終わり、浜松時代へと移っていきましたが、ここからさらに家康の苦悩と苦難の道は続いていきます。

次回の第16回「信玄を怒らせるな」からは、いよいよ宿敵・武田信玄との対立が描かれていきますので、盛り上がっていくこと間違いなしです!

以上『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第15回:姉川でどうする!】』でした。

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