松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第13回:家康、都へゆく】

松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第13回:家康、都へゆく】

前回の第12回放送で今川との決着もつき、ひと段落したNHK大河ドラマ「どうする家康」。

これからさらに盛り上がるエピソードがたくさん控えています。

脚本は大人気テレビドラマ「リーガル・ハイ」や映画も大ヒット「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太さんとあって、史実と創作が上手くマッチした大変面白い作品になっているんです!

そんな大河ドラマ「どうする家康」は、どの部分が創作だったのかを含め、時代背景や登場人物などの知識があればさらに楽しめること間違いなし!

そこでこのシリーズでは、【松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」】と題して、筋金入りの松潤ファンの筆者が、ドラマの解説を交えながら松本潤さんの魅力を紹介しています。

「どうする家康」をより深くより楽しむために、是非参考にしてください!

それでは第13回【家康、都へゆく】のネタバレ&解説スタートです!

目次

【第13回:家康、都へゆく】あらすじ

今川との決着とともに、去るキャストもいれば、新しく登場したキャストも多かった第13回。

まずは、第13回の重要な人物を整理しておきましょう。

【初登場キャスト】
・将軍:足利義昭
(演:古田新太さん)
・将軍家臣:明智光秀
(演:酒向芳さん)
・浅井長政
(演:大貫勇輔さん)
・三河出身京商人:茶屋四郎次郎
(演:中村勘九郎さん)
・浅井家正室お市の方の侍女:阿月
(演:伊東蒼さん)

【重要人物】
・浅井家正室:お市の方
(演:北川景子さん)

また、この第13回から信康と亀姫の子役が替わり、信長の娘・五徳も登場しました。

ちなみに、信康役の寺嶋眞秀さんは、ナレーションを担当している寺島しのぶさんの長男です!

親子共演とは、しのぶさん、さぞや嬉しいことでしょうね~。

それでは第13回のあらすじを。

今川に勝利して遠江を徳川領にした家康は、信長の後ろ盾で新しく将軍になった足利義昭(演:古田新太さん) の命令で、謁見のための上洛をすることになりました。

子供たちや瀬名には、「コンフェイトゥ」なるお菓子をお土産に買ってくると約束して、京へ立つ家康。

華やかな京の都に浮足立つ家臣たちをよそに、よくわからないまま有力な公家や僧侶などと多くの対面をこなす家康は、腹痛を起こす始末・・・

そこに、三河武士出身で京で商人として大成功をした茶屋四郎次郎が挨拶に来たので、「コンフェイトゥ」を探すよう申し付けましたが、とにかく高価で手に入らない代物だと知った家康・・・

一方、町にでた忠勝と康政は、浅井長政の家臣と揉め事を起こし、それが信長の耳に入ってしまいます。

さらに、ようやく将軍・義昭と謁見が叶った家康ですが、その将軍の器とは思えぬ振る舞いに戸惑ってしまいました。

そして、浅井長政は妻・お市の方に重大な告白をして・・・

というのが第13回でした。

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松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」第13回

第13回は「コンフェイトゥ」を物語の中心において話が進んでいましたが、実は次回以降に、いやその先にも繋がっていく伏線だらけの回で、筆者的にとっては神回といえる内容でした。

新しい登場人物の紹介をしながら、今後の展開についても触れていきましょう。

第13回ネタバレ&解説①松平信康と五徳姫

今川から離反して織田と手を組む証として、徳川家嫡男の竹千代改め「松平信康」は、織田信長の娘・五徳と婚姻関係を結びます。

チケちゃん

ドラマに出てきた信康と五徳姫ってまだ子供なのに、もう結婚していたの?

ジャニくん

信康と五徳姫が結婚したのはともに9歳のときだったから、夫婦というにはあまりにも幼いふたりだよね。
ドラマの中のように、喧嘩をするときは夫婦喧嘩というより子供の口喧嘩って感じだったのかも!

ただ、岡崎は都から遠く離れた田舎の地に人質のように差し出されたのですから、幼い五徳にしてみると悲しみと寂しさは想像を絶することだったでしょう。

ドラマの中では、父・信長の威光を笠に着て、徳川家の人々に不遜な態度をとっている五徳。

自分の意思とは全く関係なく、政略結婚させられた五徳が自尊心を守るためにとった、ささやかな抵抗だったのかもしれませんよね。

チケちゃん

そういえば、信康の名前って・・・

ジャニくん

そうだよ!
「信」は、「信長」の「信」、「康」は「家康」の「康」なんだ。
まさに、信康は織田家・徳川家の友好を取り持つ大事な身だったわけだね・・・

この五徳が、徳川家にとって大きな存在になるのは、まだまだずいぶん後の話ですね!

第13回ネタバレ&解説②浅井備前守長政とお市の方

信長は、1560年代に美濃の斎藤道三と敵対関係にあり、膠着状態を何とかするために、浅井長政(演:大貫勇輔さん)と同盟を結びます。

その友好の証として、信長の妹・お市の方との政略結婚が行われたのです。

チケちゃん

信長は娘以外に、可愛い妹までも政略結婚の駒に使ったってこと?

ジャニくん

それが戦国時代の女性の生きる道、だったんだね。
今の世の中では考えられないけど、同盟を成功させるために大事な役目を背負って嫁いでいったんだよ。

この同盟を信長は大変喜び、浅井長政は信長に重用されるようになりましたが、一方で信長が敵対する越前・朝倉とも懇意であったことから、両者の間で板挟みにあい苦しんでいたのでしょう。

第13回の最後、浅井長政はお市の方に「信長を裏切る」と宣言しましたね・・・

今後お市の方は、戦国を生きる女性の運命ともいえる波乱の人生を送っていくことになります。

歴史に「もしも」はありませんが、この時長政が信長を裏切らず織田方についていたとしたら・・・お市の方の人生はどうなっていたのかと、思いを馳せずにはいられません。

チケちゃん

お市の方が抱いていた赤ちゃんは「ちゃちゃ」と呼ばれていたね?

ジャニくん

そうだよ!
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人の天下人ととても深く関わっていく、浅井三姉妹の長女「お茶々」だね!

今のところ浅井三姉妹のキャストは発表になっていませんが、今期の大河ドラマは「戦国を生きる女性たち」を意識した作品になっているように感じるので、今後登場するかもしれませんよね~!

とっても楽しみですっ♪

第13回ネタバレ&解説③将軍・足利義昭と織田信長と明智光秀

室町幕府第15代将軍の足利義昭は、将軍家の次男として生まれました。

将軍家は長男が継ぐので、長男以外の男子は出家させられるのがルール。

これは、嫡男の座を争って揉め事が起こるのを防止するためでした。

義昭もこのルールに倣い、一旦は僧侶となりましたが、将軍であった兄が暗殺されてしまい、還俗して将軍になりました。

その際に頼ったのが、新興勢力としてメキメキと頭角を現していた信長だったんですね・・・

信長の後ろ盾で無事に将軍職へついた義昭でしたが、家臣の好き嫌いが激しかったと言われていて、最初は上手くやっていた信長との仲も次第に悪化していきます・・・

筆者が「足利義昭」と聞けば思い浮かぶのは、大河ドラマ「麒麟がくる」の滝藤賢一さんが演じた「足利義昭」です!

慈悲深く頭が良い「足利義昭」でしたよね~。

古田さんの「足利義昭」とは全く違う(笑)

・・・というか、古田・義昭はもはやバカ殿そのもの、面白すぎました!

そして、これまた「麒麟がくる」では長谷川博己さんが爽やか~に演じていた「明智光秀」。

「どうする家康」キャストが発表になった時、光秀が酒向さんだと知って「こりゃ、くせ者になるな・・・」と予感していたのですが、ほんとに嫌な奴っぷり全開でした。

特に、家康が家族のためにせっかく手に入れた「コンフェイトゥ」を義昭に告げ口してニヤリ、が背筋がゾワゾワするくらい嫌~な感じでしたね。

本能寺の変への伏線としては完璧です!

第13回ネタバレ&解説④茶屋四郎次郎と家康

茶屋四郎次郎は、3代にわたって徳川家の御用商人を務めた京都の豪商です。

家康とは同年代だったこともあり、意気投合して昵懇(じっこん:親しい)な間柄だったと言われていますね。

軍用品の調達から上方の情報提供まで、まるで徳川家の家臣のように働き、金銭面でも家康を支えていました。

茶屋四郎次郎と家康には有名なエピソードがありますが、今後ドラマで描かれるかもしれないので、今回は触れないことにしましょう!

第13回ネタバレ&解説⑤松潤ファン歴女お勧めシーンはここ!

さて、最後に松潤ファンの筆者が第13回の中できゅーん♡としたシーンをご紹介します!

潤くんの演じる家康の魅力と言えば、やっぱり「へたれ」と「凛々しい」を行ったり来たりするそのギャップ、ではないでしょうか?

前回、今川氏真を北条に逃がしたことで、武田信玄の怒りを買ってしまった家康。

しかし、今回の冒頭のシーンで「信玄に詫びを入れる」という忠次に「いらぬ!」と一喝してから考え事をする殿が、めちゃめちゃカッコいい!!!!!

なのに、その舌の根も乾かないうちに、「信玄に謝っておけ!」と言って、ばつが悪そうにさっさと立って行ってしまうへたれっぷりが笑えるやら、可愛いやら!

そして「上洛するぞ~!」の表情が、特大のおもちゃを持たされたお子ちゃまのようで、いいですよね。笑。

さらに七と彦に、「ちっぽけで泣き虫、小便たれで〇〇漏らし(自主規制します)だった殿」と、よく聞けば最大級のディスリを受けてもヘラヘラしているところとか。

本当、愛されている殿ですよね!

あと、この烏帽子姿が美しいですね~。

品があって凛々しいこんな殿ならば、やっぱり家臣はついていきたくなりそう♡

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まとめ

今回は、『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第13回:家康、都へゆく】』と題して、大河「どうする家康」第13回のあらすじとネタバレ&解説をしました。

次回予告では、お市の方の侍女・阿月が大活躍しそうな映像もありましたね。

で、なぜか蟹もって「えびすくい」???

そして、信長に暴言を吐いている家康の姿が映ってドキドキです・・・さあ、今後どうなるでしょうか。

以上『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第13回:家康、都へゆく】』でした。

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