松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第1回:どうする桶狭間】

松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第1回:どうする桶狭間】

松本潤さんの初大河、しかも主演ということで大盛り上がり中の、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」。

斬新な映像としっかりとした時代考証に、独自の解釈と演出を加えたテンポの良い展開で、いままで大河ドラマに興味を持たなかった若い世代にも視聴者層を広げています。

また、松本さんの魅力が画面から溢れていて、第1回放送からファンにはたまらないシーンが満載でした!

ただし、やはり大河ドラマを観るためには、多少なりともその時代背景や登場人物などの知識があったほうが、より楽しめますよね。

そこでこのシリーズでは、【松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」】と題して、筋金入りの松潤ファンの筆者が、ドラマの解説を交えながら松本潤さんの魅力を紹介していきます。

歴史が苦手な松潤ファンの皆さんが、より「どうする家康」を楽しめるように頑張ります♪

本編放送終了後にこちらを読んでから、再放送や見逃し配信をもう一度観ていただくと、きっと一度目とは違う楽しみがありますよ!

それでは早速【第1回『どうする桶狭間』】です!

目次

NHK大河ドラマ「どうする家康」とは

「どうする家康」は、2023年1月8日(日)に放送を開始した第62作目の「NHK大河ドラマ」です。

日本史上最も有名な武将ともいえる「徳川家康」の一生を、今までとは少し違う切り口で描いていく異色の大河ドラマのため、放送開始前から相当な話題になっていました。

また主要人物が多く、俳優陣が豪華なことも期待値を上げていますね!

ここでは、大河ドラマ「どうする家康」の全体像についてご紹介します。

「どうする家康」初回の主な出演者

初回の主な出演者は以下の通り。

徳川家関係者

とくがわいえやす
徳川家康
松本潤
(主役)
おだいのかた
於大の方
松嶋菜々子
(家康生母)

今川家関係者

いまがわうじざね
今川氏真
溝端淳平
(今川家嫡男)
いまがわよしもと
今川義元
野村萬斎
(今川家当主)
せきぐちうじずみ
関口氏純
渡部篤郎
(今川家家臣・瀬名の父)
ともえ
真矢ミキ
(瀬名の母)
せな
瀬名
有村架純
(家康の正室)

家康の関係者

おだのぶなが
織田信長
岡田准一
(織田家当主)
いしかわかずまさ
石川数正
松重豊
(家康家臣)
おおくぼただよ
大久保忠世
小手伸也
(家康家臣)
さかいただつぐ
酒井忠次
大森南朋
(家康家臣)
とよ
登与
猫背椿
(酒井忠次の妻)
とりいただよし
鳥居忠吉
イッセー尾形
(家康家臣)
とりいもとただ
鳥居元忠
音尾琢真
(家康家臣)
なつめひろつぐ
夏目広次
甲本雅裕
(家康家臣)
ひらいわちかよし
平岩親吉
岡部大
(家康家臣)
ほんだただかつ
本多忠勝
山田裕貴
(家康家臣)
ほんだただざね
本多忠真
浪岡一喜
(家康家臣)

なかには、松潤とプライベートでも親交がある俳優さんもいて、チーム松本感に溢れた現場が想像できますね~。

また、松潤は大河ドラマ初出演にして初主演。

クランクインの1年以上前から乗馬や着物姿の所作、殺陣や日本舞踊などを学び、時代劇に対する準備をして撮影に臨んだんですよね。

本当に真面目で頑張り屋な松本潤さん。

世間の「オラオラ」なイメージとのギャップに、ファンはきゅんきゅんなんです♡

この他にも2回目以降の出演者として、榊原康政(演ː杉野遥亮さん)、豊臣秀吉(演ːムロツヨシさん)、服部半蔵(演ː山田孝之さん)、本多正信(演ː松山ケンイチさん)などが控えていてとても楽しみ!

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松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」第1回

さて、ドラマについて解説していきましょう。

第一回は、13歳の松平次郎三郎元信(のちの家康)が、駿河・遠江一帯を治める守護大名・今川義元のもとで、人質生活を送るお話しから始まります。

第1回ネタバレ&解説①次郎三郎の人質生活と瀬名との出会い

守護大名・今川義元のもとで人質生活を送っていた次郎三郎。

ナレーションでは、次郎三郎のことを「三河の国の国衆」と説明していました。

守護大名とは?

簡単に言えば、地方を支配するために置かれた役人のこと

国衆とは?

守護大名の家来で、その土地に長年住んでいる土着の武士のこと

つまり、守護大名である今川義元の家来の松平家、ということですね!

さて、今川人質時代の話に戻りますが、この時の次郎三郎は13歳で、松本さんも「39歳が13歳を演じるのは無理がある」と言ってましたよね~確かにちょっと・・・笑。

ただ、松潤と瀬名役の有村架純さんはインタビューで、「13歳を演じるのは無理、若い演技をしているんだな、と伝わればいいと思って演じた」と話していました。

まあ、トレンド入りした「ぴょん!ぴょん!」(人形遊びをする次郎三郎がウサギのマネをするシーン)も話題性があってよかったのではないではないでしょうか!

しかも、その姿が可愛いったらありませんでした♡

松本さんがもともと持っている、ちょっと子供っぽいお茶目さと爛漫さが上手く出ていたと思ったのは筆者だけ?笑。

ちなみに、共演者の年齢設定は・・・

●次郎三郎の側近・平岩親吉(演ːハナコ・岡部大さん)
→次郎三郎と同い年で13歳

●石川数正(演ː松重豊さん)
→次郎三郎の9歳上なので、なんと22歳!

松重豊さん、なんとも迫力のある22歳ですね~!

瀬名役の有村さんとは、3回目の共演となる松潤。

1度目は妹役、2度目は不倫の恋人役、そして今回3度目にしてようやく夫婦となりました!

この2人の空気感は観ていても安定していて、今のところはほんわかしているのですが・・・歴史上、今後いろいろな試練が待ち構えているので注目していきましょう。

また、瀬名の幼馴染・お田鶴(演ː関水渚さん)は「瀬名のお友だち」というだけではなく、今後物語の中で結構重要な役割をすることになります。

こちらは名前をぜひ覚えておきましょうね!

第1回ネタバレ&解説②次郎三郎と瀬名の結婚が運命を変える!

ドラマの中で、今川義元の嫡男・今川氏真(演ː溝端淳平さん)と次郎三郎が、瀬名をかけて勝負をした演出はフィクション

瀬名の父は、今川義元の重臣・関口氏純(演ː渡部篤郎さん)であったため、氏真と次郎三郎は面識があったと思われますが・・・

その瀬名姫と結婚した次郎三郎は、今川の直臣に取り立てられ、次郎三郎の立場もグッと良くなったはずです。

「直臣」とは?

字の如く「直接の臣下」のこと

次郎三郎は岡崎のお殿様とはいえ、家格は瀬名の方が上だったので、いわゆる逆玉の輿状態だったのではないかと考えられます。

このシーンでのポイントは、何よりも瀬名の尻に敷かれている「ヘタレキャラ」を松本さんが上手く演じていること。

気弱でなんかへらへらしていて、これまた松本さんのパブリックイメージとは異なる雰囲気がよく出ていて、思わずくすっと笑ってしまいました。

ちなみに、NHK大河ドラマ「女城主直虎」(2017年度大河・柴咲コウさん主演)でも、瀬名と次郎三郎が登場しています。

菜々緒さんが演じた瀬名は、氏真に恋をしていたがゆえに婚期を逃し、阿部サダヲさん演じる次郎三郎は、人質だったがゆえ無理矢理に瀬名と結婚させられた、というストーリーになってました。

「話が違うじゃないか!」と思われるかもしれませんが、このあたり、実は専門家によって解釈が異なる部分なんですよね・・・

今回はとにかく、松本さんの「尻に敷かれる気弱夫」ぶりが可愛らしくて、ファンにとってのきゅんきゅんポイントその2でした!

第1回ネタバレ&解説③今川家と駿府とは

今川義元(演ː野村萬斎さん)は、武家であるにも関わらず公家の格好を好んでいたのは有名な話です。

実際、義元の母上は京の公家出身で、義元自身も僧侶として京で修行時代を過ごしていますので、駿河の文化水準は京風でとても高かった

人質といえども、かなり良い待遇で暮らしていた元康にとって、自分の領地岡崎とのあまりの違いにため息が出たのでしょうね。

ただ、その岡崎から元康は大きく大きくなって天下統一を果たしていくのですから、今川と駿府への想いが元康の原動力であったのかもしれません!

そして、「気弱なプリンス」と呼ぶにふさわしい、ヘタレキャラでありながら、どこか品の良さが漂う元康の居住まいは、松潤の持っている空気感そのものですよね~。

ジャニーズの数あるグループの中でも嵐、とくに松潤はバラエティでおバカなことをやっていても「育ちの良さがわかる」と言われていましたから!

松潤がもともと身に纏っている品の良さと、駿府・今川家の格式の高さ、うまくマッチしていてすごくよかったです。

第1回ネタバレ&解説④金ピカすぎ!元康の金陀美具足とは

金陀美具足は、大高城への兵糧入れの時に今川義元から贈られたとされています。

大高城は、織田の領地に深く入り込んだ位置にあって、織田の領地を分断している織田にとっても今川にとっても、とにかく重要なお城でした。

大高城のそばに構えていた織田軍の丸根砦や鷲津砦を攻略して、鵜殿長輝(演ː野間口徹さん)を助けたのは、史実にも残っているので本当の話のようです。

でも、この戦いで「金陀美具足」を着用していた史実はなく、具足のデザインからみても、もう少し後の時代ではないか?と言っている学者さんもいらっしゃいます。

ただ、いつ初お目見えしたのかに関わらず、漆塗りに金粉をまぶした見事な仕上がりの甲冑をプレゼントされていることから、元康が今川義元にとても可愛がられていた様子が想像できます。

この「金陀美具足」を身につけた松本さんは本当に格好良かったですね!

金ぴかハデハデに負けないくらい、松本さんも輝いていました♡

第1回ネタバレ&解説⑤元康と平八郎が命がけ!大迫力の波打ち際

第1回の最大の見どころだったのは、山田裕貴さん演じる「本多忠勝」(通称ː平八郎)と元康の海のシーンでした!

これは、本当に見ごたえのあるシーンで、松潤と山田さんのガチンコ演技対決、といった感じ。

波打ち際での格闘シーン、そして濡れた長髪の元康、悔しさが滲んだ平八郎を睨む目・・・

どれをとっても、とにかくカッコいい・・・とため息が出ました。

のちにインタビューで山田さんが話していましたが、あのシーン、松本さんが海に飛び込んだ時にあまりに大きな波が来て、沖に向かって体が流されてしまったんだそうです。

ヤバい!と思った山田さん、平八郎の演技を続けながら咄嗟に松本さんの鎧をガッツリと掴んで、砂浜に引きずりあげた、と。

松本さんは、山田さんのことを「命の恩人」と言っていました!

聞くだけでなんともハラハラするエピソードですが、そのお陰であの迫力のシーンとなったんですね~。

本当にかっこよかった・・・

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まとめ

今回は『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第1回:どうする桶狭間】』と題して、「第1回:どうする桶狭間」について解説しました。

松本潤さんの演技が、新しい家康像を作り出していくスタートの回としてとてもスピード感があり、筆者は面白く試聴できました。

また、歴史が苦手な方にも気楽に観ることができるようなポップな演出と、大河好きな方も納得できるような重厚な演出がいいバランスで織り込まれていて、大変わかりやすい仕上がりだったとも感じました。

主演の松本潤さんの「気弱なプリンス」ぶりは、今後本当に天下人になっていけるのか?と不安になるほどの秀逸さだったため、1年間の放送がとても楽しみになりましたよね!

第2回放送以降も、順番にアップしていきますのでお楽しみに♪

以上『松潤ファン歴女がネタバレ&解説!大河「どうする家康」【第1回:どうする桶狭間】』でした。

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